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正しい座り方 実践のポイント


 上の図は、姿勢を悪化させない、体に負担もない、作業もやりやすい、と、いい事づくめの座り方、正しい座り方です。
 この章では、この正しい座り方を実践する為のポイントを解説していきます。
 今読んでいらっしゃる方の中には、図を見ただけでその通り座れる方もいらっしゃると思いますが、多くの方はそうもいきませんので、これから解説するコツをよく理解してから正しい座り方に挑戦してみましょう。

頭の位置をコントロールする

 正しい座り方を実践する一番重要なコツは、頭の位置をコントロールする事です。
 悪い座り方をしている人は、ほとんどの場合肩を丸めて頭を前に突き出しています。頭が前に出ていると上半身のバランスは崩れ、自然に背中は丸まってしまいます。

 従って正しく座るためには、突き出た頭を元の位置に戻す必要があります。戻すコツは、後頭部を上にひっぱり上げるようにする事です。頭を首の上に乗ったボールだとイメージしてください。ボールを回転させるように後頭部を引き上げるとうまく動きます。下図を参照にして実際にやってみましょう。

 この頭の動きは、別に紹介している姿勢矯正エクササイズ1と同じですから、そちらも参考にしてみてください。注意する点は、アゴを引く事とは違うという点です。アゴを引く事では、頭の角度は調整できても頭の位置は調整できないからです。

胸をはらないで、お腹をしめる。

 
 正しい座り方は、胸を張って座る事とは違います。
 胸を張る動作は背筋を伸ばす動作ではなく、胸を持ち上げる動作である事は、別の章でも解説しました。正しい座り方では、胸を張らずに、逆に胸を少し下げてお腹を軽くしめるようにします。

膝は直角より広げて座る

 
  座り方において、意外と見落とされるのが膝下の姿勢です。
 たとえ座り姿勢であっても、膝下の姿勢は全身のバランスに影響を及ぼしています。ですから正しい座り方においても膝下の姿勢は重要なポイントとなります。
  正しい座り方における膝下は、膝を直角より浅く曲げ足裏全体を床に接地させます。このようにすれば、上半身のバランスに悪影響を及ぼす事はありません。※1

すでに姿勢が悪いと正しく座るのは難しい

 以上、正しい座り方をする上でのコツをいくつか紹介しました。
 しかし、これらのコツを実践しても、図のようにうまく座れない方もいらっしゃると思います。
 実はそういう方は、すでに姿勢が崩れている可能性が高いのです。姿勢の悪い方は背中が硬くなっている為、図のように正しく座ろうとしても体が動かないのです。逆から考えれば、素直に正しく座れない人は、すでに姿勢が悪い可能性が高いとも言えます。そのような人は、まず姿勢矯正をしてから、改めてこの正しい座り方に挑戦してみましょう。



補足メモ

※1座り姿勢の悪い人は、大抵の場合、膝を強く曲げて足を椅子の下に巻き込み、つま先立ちしているような姿勢で座っています。この状態は上半身のバランスに影響を及ぼして、背中を丸くしてしまう原因となります。
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