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悪い姿勢と頭痛の関係

頭痛イラスト

 頭痛も、悪い姿勢による典型的な健康障害です。頭痛にはいくつかの種類があり、全ての頭痛の原因が悪い姿勢なわけではありません。悪い姿勢が原因でおこる代表的な頭痛、それが緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)です。緊張性頭痛は、首周りの筋肉が緊張する事によりおこる頭痛です。痛みの特徴は、後頭部から頭頂部にかけてのガンガンとした鈍痛です。首と肩にコリを伴うのが特徴です。

 緊張性頭痛の原因になりやすい悪い姿勢は、猫背姿勢です。特に肩から首が丸い猫背姿勢の人に多い傾向があります。肩が丸い事がどうして頭痛の原因になるのでしょうか? 図を使い解説していきましょう。

姿勢による頭痛解説イラスト1

(図1左)正しい姿勢 (図1右)肩が丸い姿勢

 "肩が丸い"という姿勢を、肩と頭に分けて分析してみましょう。まずは肩から見ていきます。肩が丸いという姿勢は、肩の背骨が前に傾くことで形作られています(図1右)。仮に頭は動かないと想定すると、背骨の傾く度合いに合わせて頭も傾き、目線は下を向くはずです。このままでは前方を見る事ができません。

姿勢による頭痛解説イラスト2

(図2左)肩を丸めると目線は下がる (図2右)正面をみる為、アゴを上げる

 頭が傾いた状態から目線を正面に向ける為には、アゴをあげる必要があります(図2右)。つまり、肩が丸い姿勢というのは、ただ単に肩が丸く変形するのではなく、肩の丸まり度合いに比例してアゴを上げているという姿勢なのです。

 アゴが上がった姿勢は、後頭部の付け根にある筋肉に強い負担をかける事になります。この頭のつけねの筋肉の中には、太い神経が通っています。この神経は、大後頭神経(だいこうとうしんけい)といって、後頭部から頭頂部にかけて伸びている神経です。首のつけねの筋肉が疲労して硬くなると、筋肉がこの神経をしめつけてしまい、大後頭神経にそった後頭部から頭頂部にかけて頭痛がおこるようになります。(1)

頭痛の広がりイラスト

肩の痛みが頭に広がる

 治療室の統計では、アゴを上げて後頭部を締め付けている姿勢をしている人は、そうでない人と比べて、2倍の確率で頭痛になりやすい事がわかりました。

 頭を前に突き出す度合いが強くなるのに比例して頭痛の症状も悪化傾向があります。ひどい症状になると、痛みの部位は前頭部にひろがってきます。特に目の奥のあたりに痛みが広がりやすいようです。さらに、はきけやめまいなどを伴うようになったりする事もあります。



補足メモ

参考文献
(1) カイロプラクティックマネジメント(エンタプライズ社):緊張性頭痛 p251
/ THE CHIROPRACTIC REPORT NO5
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