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典型的な悪い座り姿勢、"頭つき出し姿勢"

 現代社会における日常的な姿勢は、座り姿勢です。姿勢悪化の原因が、一番長い時間している生活習慣あるとすれば、現代社会における姿勢悪化の第一原因は、座り方の悪さにあるのではないかという事を解説しました

 では、その悪い座り方とは、具体的にどんな座り方なのでしょうか。下の図を見てください。

頭つき出し姿勢イメージ

  左の図は正しい座り方。背筋がのびてきれいな座り方です。一方、右の図は典型的な悪い座り方。肩を丸めて頭を前につき出している姿勢です。座った状態でパソコンなどの対象物に頭から近づこうとすると、誰でもこの姿勢になります。

 この座り姿勢を、頭つき出し姿勢といいます。事務仕事をしている方なら、この姿勢をしている人を仕事中にすぐ見つけられるはずです。というより、いまこのホームページを読んでいるあなたの姿勢が、まさにこのような姿勢をしているかもしれませんね。

 現代社会において姿勢悪化の第一原因は、座り姿勢で、この"頭つき出し姿勢"をしてしまう事にあると、私自身は考えてます。もちろん短時間この姿勢をしてたぐらいでは変化はおこりません。せいぜい一日の終わりに「あれー、今日は肩こったなー」と感じるくらいで次の日には忘れてしまうでしょう。しかし、これが何日も何日も続いた場合はどうでしょうか。

 体というものは、おかれた状態に適応するものです。スポーツ選手が日々トレーニングに励む事で筋骨隆々の体を形づくるように、パソコン画面に頭を近づける事が頭つき出し姿勢への日々のトレーニングになります。頭つき出し姿勢に必要な筋肉は発達し、必要のない筋肉は衰えて、最終的に骨をささえる靭帯などの組織も変化してしまうと、もう元の姿勢には戻れません。むしろ頭つき出し姿勢が自然に感じるようになって、本人も姿勢が悪い事に気付かなくなってしまうのです。こうして変形は日々少しずつ進み、ある時、自分自身を鏡で見たり又は人に指摘されたりして、はたと姿勢が悪くなった事に気づく事になります。頭つき出し姿勢というのは、まさにこのような変化をおこしやすい日常的に毎日続けてしまう姿勢なのです。

 但し、頭つき出し姿勢は、先に説明した猫背・腰つき出し姿勢・胸つき出し姿勢のような全身の姿勢変化とは違い、肩から頭にかけての局所的な姿勢変化です。ですから、この頭つき出し姿勢をしていたからといって、すぐに姿勢全体が変化するわけではありません。

 ですが頭つき出し姿勢になって時間が経つと、変化は徐々に全身に及び、典型的には、猫背姿勢へと変化してしまいます。次の章では、局所的な姿勢変化である頭つき出し姿勢から、全身の姿勢変化である猫背姿勢に進化(?)する過程を見てみましょう。


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