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姿勢矯正の年齢別の傾向をみてみる

各年代の人たちイラスト  

 たまに中高年を過ぎた方から「もう年だから、姿勢矯正はできないでしょ?」という質問を受ける事があります。姿勢矯正というと若い人中心と考えられがちですが、私の治療室で姿勢矯正治療を受けられる方は、30代以降の方が中心です。60代、70代以上の方も多数いらっしゃいます。
  もちろん、姿勢矯正は若い年代の方が効率よく行えます。しかし中高年でも十分姿勢矯正は可能なのです。ここでは年代別の典型的な姿勢矯正治療の傾向を解説しましょう。

10代後半〜20歳代前半まで

 20歳ぐらいまでは、まだ体の硬さがさほど強くなっていませんし、正しい姿勢になる動作法の学習も容易である事が多いですから、本人の意思が強ければ、一番早く姿勢矯正の効果が出る年代でしょう。かなり早い段階で十分な矯正効果が期待できます。「やる気」の維持が一番の問題になりやすい年代です。

20代後半〜30代後半まで

 私の治療室では一番多い年代です。実はある意味、姿勢矯正を受けるのに一番適した年代と言えます。その理由は「やる気」維持のしやすさです。この年代になると、悪い姿勢に伴う腰痛や肩こりなどの症状が慢性化してきます。姿勢矯正をすると、合わせて色々な体の症状も改善されていくので、「やる気」の維持がしやすいのです。矯正効果も、20歳代前半までにはかないませんが、早い段階で出てきます。というわけで、ある意味、姿勢矯正を受けるのに一番適した年代というわけです。

40代〜50代前半まで

 40〜50代になると、悪い姿勢を長期保持していた為、体の硬さが20〜30代に比べると強くなってるケースが多いようです。結果、若い年代に比べると矯正効果が出るまでに時間がかかります。しかし治療期間の個人差が大きい年代でもあり、スポーツなどの経験がある方は、早い段階で矯正効果が出て来る場合もあります。

50代後半以降

 この年代で難しいのは、体が硬くなっている事ではなく、正しい姿勢の取り方がわからない、つまり意識の姿勢矯正が難しいという事でしょう(姿勢矯正の二つの要素参照)。体の硬さは努力次第で早く改善できますが、体の意識を変えるのは、努力だけではうまくいかない事があります。あせらずに取り組めば、時間はかかりますが、ほとんどの場合は矯正可能なのですが、そうなるまで「やる気」を維持が困難になりやすいです。

 ここまでをまとめましょう。

  • 年代が高くなるにつれ、姿勢矯正に時間がかかる傾向が出て来る。
  • どの年代においても、「やる気」が維持できるかどうかは大事なポイント。
  • 個人差はあるが、年代が50代以降になると、正しい姿勢になる動作法の学習が難しくなる傾向がある。

 念を押しますと、これはあくまで私の治療室における典型的なケースです。体は個人によって違いますし、悪い姿勢も個人差が大きいですから、この通りにならないケースも多々あります。20代でもなかなか矯正が進まない方もいますし、60代でも早期に改善してしまうケースもあります※1

 時期が早ければ良いといっても、幼稚園や小学生低学年から姿勢矯正を行うのは時期早々です。理由として体が急速に成長する時期で姿勢矯正の効果があまりないからという事。もっと大きな理由は本人の「やる気」が維持できない事です。姿勢矯正が可能になる時期は中学生ぐらいからと私は考えています。(小学校高学年ぐらいでも可能ですが、その場合、ご家族の方のサポートが必要になるでしょう。)



補足メモ

  • ※1 私の治療室では、まずは5回ぐらい治療を受ける事をお勧めしています。それぐらい受けると、だいたいその後の傾向がわかってくるのです。私の治療室での具体的な矯正例はコチラ。参考にしてください
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