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消化器・呼吸器等の問題と、悪い姿勢との関係

不定愁訴イメージ

 悪い姿勢が原因による健康障害は、"痛み"のようなはっきりした症状だけではありません。ここでは、あまりはっきりとした症状ではない、悪い姿勢によっておこる代表的な健康障害を解説していきましょう。

  • 消化器系の働き低下
  • 循環能力の低下
  • 疲れやすく緊張した体
  • 呼吸器系の働き低下

消化器系の働き低下

消化器系の働きの低下イメージ

姿勢が悪くなると、腹筋の筋力は低下する

 悪い姿勢になると、お腹が前に突き出てきて、腹筋の力は弱まります(「腰痛・足のしびれ」の章参照)。腹筋が弱まると、お腹の圧力が低下して下腹がぽっこりと出てきます。この事は、消化機能の低下の原因となります。特に、便秘や下痢になりやすい傾向がでてくるようです(上図参考)。(1)

循環能力の低下

循環能力低下イメージ

 姿勢が悪くなり、下半身が前に傾くと、体の循環機能は低下します。詳しくは「下半身のむくみ・冷え」の章を参照してください。循環機能の低下は、"冷え・むくみ"だけはでなく、"疲れやすい"などの様々な健康問題の原因になります。

疲れやすく緊張した体

緊張した体イメージ

 正しい姿勢の時、全身の筋肉の働きは力学的に安定している状態です。しかし、悪い姿勢になると、全身の筋肉の働きは力学的に不安定な状態になります。その結果、筋肉が全体的に緊張傾向になり、疲れやすく疲労が残りやすい体質なります。(2)

呼吸器系の働き低下
呼吸が浅くなるイメージ

 姿勢が悪くなると、呼吸機能が低下します。肺が入っている肋骨の内側の空間(胸郭)の形がゆがむからです。特に、猫背姿勢と呼吸機能低下の関係は、いくつもの研究があり、関係性が強い事が知られています。(3)


 以上、列挙したような健康障害は、痛みや発熱のような、はっきりとした症状は引き起こしません。いわゆる「なんとなく体調が悪い」という不定愁訴(ふていしゅうそ)の状態です。しかし、それだけに長期的には、いろいろな病気を生み出す原因になりえます。

 こういった不定愁訴は、悪い姿勢以外そにも様々な原因が考えられますので、必ずしも姿勢矯正を行えば改善するというものではありませが、姿勢矯正をする事で、多かれ少なかれ、改善される事が多いのも事実です。



補足メモ

  • 参考文献
  • (1) カッパンディ3 関節の生理学(医歯薬出版) p146
  • (2)基礎運動学 (医歯薬出版) P301/アレクサンダーテクニック(誠心書房)p238
  • (3)アレクサンダー・テクニークの学び方(誠心書房)P103/カッパンディ3(医歯薬出版)p144
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