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姿勢矯正を達成するには、どの程度の期間が必要か

姿勢矯正期間イメージ

 姿勢矯正にかかる期間は、矯正方法により異なるでしょうし、個人差も大きく一概には言えません。私の治療室で言えば、本当に早い人は一ヶ月で終わる事もありますし、長くかかる人は1年以上に及ぶ事もあります。ただ、以下に該当する項目が多いと、矯正期間が長くなる傾向はあります。

  • 小さい頃から姿勢が悪いと言われている
  • 見た目の姿勢が極度に悪い
  • 緊張しやすい、体の力を抜くのが苦手
  • スポーツなど体を動かす事が苦手

 ただし上記項目は、あくまで傾向であり、これら項目に該当したからといって、必ず矯正期間が期間が長くなるというわけでもなく、逆に該当しないからといって、必ず短い期間で姿勢矯正が終わるというわけでもありません。つまり、実際に姿勢矯正してみないと、本当の傾向はわからないのです※1

  姿勢は、昨日今日で悪くなったというものではありません。長い年月をかけて徐々に崩れるものなのです。それを元に戻すという事は、時間を逆に進める事ですから、単純に考えれば悪くなった時間と同じ時間がかかると言えます(もちろん、そこまでかかりませんけど)。あせって早く結果をだそうと思っても、体の変化は時間がかかります。姿勢矯正にあせりは禁物です。

  短期間で矯正しようと意気込みすぎると、やる気がすぐに燃え尽きてしまい、途中から矯正効果があがらなくなってしまう事が多々あります。
あまり意気込みすぎず、言うならば、毎日歯磨きをする程度のやる気を、だいたい3〜4ヶ月(矯正期間の短い人と長い人の中間期間)ぐらい維持する認識で、矯正に取り組むのが良いかと思います。
  しかし、実際の所、やる気を最後まで維持し続けるのは、なかなか困難です。そこで、最初から完全に正しい姿勢を目指すのではなく、段階的に目標をもつほうが良いかと思います。大きくわけて、姿勢矯正の段階は二つあります。

  • 正しい姿勢ができる段階
  • 正しい姿勢になる段階

正しい姿勢ができる段階

正しい姿勢ができるイメージ

 姿勢矯正のほぼ中間まで達した段階、それが"正しい姿勢ができる"段階です。この段階では「正しい姿勢でいよう」と意識していないと完全に正しい姿勢を維持できません。意識しなければ元の悪い姿勢に自然に戻ってしまいます。しかし、完全に元の悪い姿勢に戻るわけではなく半分程です。つまり、意識していれば完全に正しい姿勢ですが、意識していないと完全に正しい姿勢の半分程の矯正ができている状態、それが"正しい姿勢ができる"段階です。

  この段階に至れば、見た目上、さほど悪い姿勢にはもう見えないでしょう。仮にここで姿勢矯正をやめたとしても、完全に元の悪い姿勢に戻る事は、私の知る限りではほとんどありません。逆を言えば、この段階に至る前に姿勢矯正をやめてしまうと、時間が経つにつれ、元の悪い姿勢に戻ってしまいます。この段階になるには、以下の二つの条件をクリアする必要があります。

  • 基本的な「正しい姿勢になる動作法」を理解できている事。
  • 正しい姿勢ができる最低限の体のやわらかさを獲得している事。

 「正しい姿勢になる動作法」の学習は"意識の矯正"、体のやわらかさを作るのは"体の矯正"でしたね。つまり"意識"と"体"の両方の矯正がだいたい中間まできていれば、"正しい姿勢ができる段階"に達する事ができると言えます。体は柔らかくても正しい姿勢の動作法が理解できていなければダメ、正しい姿勢の動作法は理解できていも体が硬いとダメ、つまり両方の条件を満たさないとこの段階には至れません。この段階まで至る期間は、私の治療室において平均1〜2ヶ月※2。期間にそれほど個人差はありませんし、モチベーションがあれば、どんなに姿勢が悪い方でも、大抵は到達する事ができます。

正しい姿勢になる段階

正しい姿勢

 前段階では、意識していないと完全に正しい姿勢を維持できません。しかし、さらに時間をかけて矯正を続けると、正しい姿勢が体になじんできます。ここまでくると、意識しなくても完全に正しい姿勢を維持する事ができるようになります。この段階まできて、初めて姿勢矯正が完了したと言えます。この段階に至る期間は、早い人で3ヶ月。時間のかかる方で半年から一年以上かかります。個人差が非常に大きく、数年に及ぶ人もいますし、姿勢の状態によってはこの段階に至れない方もいます。

 私の治療室では、まず「正しい姿勢ができる段階」を目標に姿勢矯正をする事をお勧めしています。かなり姿勢が悪い方でも、ここまではそれほど時間をかけずに矯正可能ですし、半分程度姿勢がよくなれば、見た目も健康状態も、かなり良くなるからです※3。合わせて、仮にこの段階で姿勢矯正をやめても、完全に元の悪い姿勢に戻る事はまずありません。又、時間がたってから、再度矯正を再開する時も、すでに有る程度「正しい姿勢になる動作法」を覚えているので、容易に姿勢矯正を再開できます。

 さらに完全な「正しい姿勢になる段階」まで頑張るかどうかは、この「正しい姿勢ができる段階」になった段階で決めるのがよろしいかと思います。「まずは、半分くらいまで矯正をする」という目標で姿勢矯正を始めるのがよいでしよう。



補足メモ

  • ※1 私の治療室での具体的な矯正例はコチラ。参考にしてください
  • ※2 この1〜2ヶ月という期間は、「正しい姿勢になる動作法」がスムーズに覚える事ができた場合です。体的な柔らかさができるまでの期間は個人差は少ないですが、体の動かし方を覚えるのは個人差が大きく、人によっては3ヶ月くらいかかってしまう場合もあります。「体の準備はできていても、その体の使い方がわからない」という状態は、高齢の方ほどなりやすい傾向があります。
  • ※3 私の治療室では、施術とエクササイズの組み合わせで姿勢矯正を行っています。もし「正しい姿勢ができる」段階で治療をやめてしまっても、覚えたエクササイズだけを正確に続けていけば、時間はかかりますが、次の段階である「正しい姿勢になる」段階に至る事も十分可能です。こういった理由も含めて、まずは「正しい姿勢ができる」段階になるまで頑張る事をお勧めしています。
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