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Q3:下半身太りと姿勢との関係は?

下半身太りが気になっています。特に、ふとももの外側が大きくふくらんでいて、ダイエットをしても痩せません。 又、ふくらはぎは太いだけでなく、むくみと冷えにも悩まされています。このような状態は姿勢と関係していますか?

-お答え-

 悪い姿勢になると太って見えるようになる事はこちらで解説しましたが、 この質問者の方のような下半身太りも悪い姿勢にともなう典型的なからだの変化です。何故そう言えるのか、簡単に解説しましょう。

からだの反り返り比較

 上図は、正しい姿勢と悪い姿勢の「からだ全体の反り返り」を比較したものです。 図右の悪い姿勢(図は胸突き出し姿勢)は、左の正しい姿勢と比べて、からだ全体の反り返りの強い事がわかると思います。 これは、全ての悪い姿勢に共通に見られる特徴です。悪い姿勢になると太って見えるのは、からだ全体が反り返る事でからだが弓なりになり、お腹が前に突き出てくるからです。

  上図の一番右の模式図に注目して下さい。からだ全体が反り返る事で、背中は上下に縮められて緊張(収縮)状態になり、一方、お腹側は上下に伸ばされる事で筋力が弱まる事がわかります。そしてこの腹筋の弱まりこそ、下半身太りになる原因です。

 腹筋は、姿勢を支える為になくてはならない筋肉です。その為、弱いままでは姿勢を支える事ができません。 そこで、腹筋の変わりに下半身の筋肉が働くようになるのです。主に働くのは、お尻と太ももの外側、そしてふくらはぎの筋肉です。 このような下半身の緊張状態が長期間続くと、筋肉は発達して太くなり、ふくらはぎにはストレスが蓄積されて、冷えやむくみなどの症状を引き起こすようになります。

 このような悪い姿勢による下半身太りを改善するには、からだの反り返りを改善する必要があります。 しかしその為には、努力をして姿勢矯正をしなければいけません。

 そこで、もう少しお手軽な方法も紹介しましょう。 その方法とは「つま先を外側に少しだけ向ける意識をもつ」という簡単なものです。

 もう一度、上の反り返った姿勢の図を見てください。 からだが反り返る事で、下半身は前に傾いた状態になっているのがわかります。実はこの時、下半身には内側にねじれる力(内股になる力)も働いていて、これが下半身のストレスを強めるもう一つの原因になっています。

 このねじれは、つま先を外に向ける意識をもつ事で正す事が出来ます。つま先の動かす程度は「かかとの外側と足の親指を結ぶ線がからだの向きと平行になる程度」です。 別の言い方をすれば「かかとを閉じた状態で、つま先の間にこぶしが一個入る程度」。 もちろん、つま先が外に向いていれば、足を開いていてもかまいません。これだけで、ある程度下半身へのストレスが軽減されるはずです。

 この意識は、立っている時だけでなく、座っている時も同様に行ってください。日々の習慣にすれば、時間とともに太ももの緊張は改善されるでしょう。 さらに継続して頑張れば、下半身太りもある程度改善するかもしれません。

 もちろん、この方法は一時しのぎで、根本的には悪い姿勢を矯正する必要があります。 やる気があるならば、こちらで紹介している姿勢矯正エクササイズを行って、姿勢矯正にチャレンジしてみましよう。


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