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姿勢矯正の実例 首猫背姿勢(2) 強度に悪い姿勢


 Eさんは29歳男性です。特に目立った自覚症状はなく姿勢矯正だけの目的で来院されました。
 仕事はシステムエンジニアをしていて、ほとんど一日中座りっぱなしとの事。
 Eさんの姿勢写真(上図)を見てみると、肩を中心に丸くなっている首猫背姿勢で、その変形はかなり強めに見えます。実際に検査をしてみても背中全体がかなり硬くなっていました。Eさんのように強度の変形と硬さがある場合、個人差はありますが矯正期間はどうしても長くなる傾向があります。Eさんにも少し矯正が長引く可能性がある事を説明してから治療を始めました。

強度に姿勢が悪くても行なうエクササイズは通常と一緒

 治療計画は週一回の施術と自宅での一日3分程度の姿勢矯正エクササイズの組み合わせで、特別な部分はありません。強度に姿勢の悪い方でも、エクササイズの負担は通常の方と一緒です※1。最初から沢山エクササイズを行なって体に負担をかけても、矯正効果はあまり変わらないだけでなく、無理した事でケガをして矯正期間がよけいに長引く事が多いからです。姿勢矯正におけるエクササイズは、無理なく少しずつ毎日行なうのが結果として合理的です。

矯正期間は完全に予想できない

 
 上の写真(図右)は矯正を初めてだいたい一ヶ月後、施術回数5回目のEさんの写真です。矯正前の写真(図左)と比べてもあまり変化してない事がわかります(それでも良くなっていますが)。矯正にどのくらい時間がかかるかは、体質などの個人差が大きく影響する為、実際の所やってみないとわかりません。やわらかい体質であれば、強度に姿勢の悪い方でも短期間で済みますし、逆に硬い体質だと、さほど悪くない姿勢の方でも長期に及ぶ事もあります。残念ながらEさんは硬い体質でしたので、期間は長びくと予想されました。しかしEさん自身も、長期的の矯正になる事を最初から覚悟されていましたので、あせらず地道に矯正を続けていこうという事になりました。

3ヶ月目くらいから矯正の効果が出始める。施術間隔も2週に一回に。


 上の写真(図右)は矯正を初めて3ヶ月目の写真です。やっと見た目に姿勢がよくなっているのがわかります。Eさんもさらなる改善を目指してやる気満々です。そして、このあたりから施術の間隔を少しずつあけていきます。ここまで週一回の施術を行なってきましたが、二週に一回に変更する事しました。今後も改善程度に合わせて月一回程度まで間隔を開けていきます。但しエクササイズは今まで通りに一日3〜5分程度毎日行なってもらいます。

矯正を初めて一年後、ほぼ正しい姿勢に。


 Eさんの矯正を初めてから約一年が立ちました。すでに施術の間隔は月一回になっています。Eさんの姿勢(上の写真右)を見ると、背中全体すっきりしてほぼ正しい姿勢になっている事がわかります。今後もエクササイズを継続して行うようEさんにお願いして、施術はここで終了する事にしました。
 期間は一年かかりましたが、強度に姿勢が悪かった事を考えると妥当な期間だと思います。Eさんの例は、本人のモチベーションさえあれば、どんなに悪い姿勢でも改善するという良い例だと思います。



補足メモ

※1ただし改善の度合いがあまりにも遅い場合、矯正中期から後期にかけてエクササイズの量を通常より多めにやってもらうケースもあります。とは言っても、せいぜい通常の2倍程度(時間にして5〜6分)程度です。
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