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筋ストレッチ(1) 前屈のストレッチ

 次に紹介するエクササイズは、姿勢矯正エクササイズをより効果的にする為の補助エクササイズです。
 姿勢が悪くなると、ほとんどのケースで硬くなる筋肉があります。姿勢矯正エクササイズに合わせて、それら筋肉のストレッチもすると、より矯正の効果を高める事ができます。

実際に行なう前に注意点
 紹介したエクササイズによる、いかなる事故・事象も、当方では責任は負いかねます。
同意の上、自己責任でエクササイズは行ってください。
大事なポイント!
" あせらない" "ゆっくり" "正確に"
"違和感や痛みがあった場合は中止する"

筋ストレッチ(1) 前屈のストレッチ

 まずは基本の基本、前屈のストレッチです。
 座った状態で足を伸ばし、体を二つ折りにして背中から下半身をストレッチします。みなさんもよくご存知の一般的なストレッチですが、姿勢矯正をする上では、この上なく重要なストレッチなのです。
 どのような悪い姿勢でも、硬くなる筋肉は体の背面に集中しています。その理由は、悪い姿勢になると必ず体が反り返った状態になるからです。体が反り返ると背中は上下に短縮し、それに合わせて背面にある全ての筋肉も硬くなってしまいます(詳しい解説はこちら)。その中でも特に硬くなりやすいのが、ふくらはぎなどの下半身の筋肉です。ですから、下半身の筋肉を効率よく伸ばす事ができる前屈のストレッチは、姿勢矯正において特に重要になるのです。
胸を張ると背中全体が張る

上図の胸を張った姿勢のように体が反り返ると、背中全体が短縮して筋肉も硬くなってしまう

前屈ストレッチの具体的な方法

 次に、具体的な前屈ストレッチの方法を解説しましょう。
 まずは下図でストレッチの姿勢を確認してください。

 上図のように足を伸ばした状態で座り、手を伸ばし上半身を前に倒して、お尻からふくらはぎにかけて(図のオレンジ色の部分)が伸びている事を意識しながら、ゆっくり軽めに30秒程度ストレッチします。
 次にポイントと注意事項を解説していきます。

無理に伸ばさない

 先にも解説しましたが、勢いをつけてストレッチすると、逆に筋肉を硬くしたり痛めたりする場合があります。無理せず、ゆっくり伸ばしましょう。つま先に手がつくまで伸ばそうと無理する人がいますが、その必要はありません。筋肉が適度に伸びているのを感じたら、その時点で体を曲げるのはやめて、足を掴んでしまいましょう。その状態で静止し、意識的に呼吸をゆっくりしながら30秒程度維持します。

股関節を軸にして体を曲げる

 体を曲げる時に、できるだけ背中を丸めないようにしましょう。
 股関節に軸があり、その軸を中心に上半身と下半身をまっすぐ二つ折りにするように伸ばすと、効率よくストレッチする事ができます。

膝をしっかり伸ばしてストレッチ

 ストレッチをする時は、膝を曲げないで伸ばした状態でストレッチしましょう。足先に手を届かせる為に膝を少し曲げてストレッチする人をたまに見かけますが、これでは目的の筋肉にストレッチの力を効率よく伝える事はできません。足先に手が届かなくてもかまいませんから、しっかり膝を伸ばしてストレッチするようにしましょう。

足を閉じてストレッチする

 前屈のストレッチには、股関節を開いて行なう方法もあり、こちらも一般的によく知られています。
 股関節の柔軟性をつける場合にこの方法は適していますが、姿勢矯正の場合にはあまり適しません。何故なら、股関節を開くと骨盤を後ろに回転させる力が働いて、姿勢矯正に必要な部分に力が伝わりづらくなるからです。
 姿勢矯正を目的にストレッチする時は、必ず足を閉じて、まっすぐ前屈するようにしましょう。


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