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姿勢矯正エクササイズ1 の解説

 それでは姿勢矯正のエクササイズを解説していきます。もし、まだ姿勢矯正の基本は首から肩エクササイズを行うコツを読んでいなのでしたら、そちらを先に読んでから以下を読みすすめましょう。それではまずは大事な注意点です。

エクササイズを行う前に注意

循環器系疾患を患っている方、高血圧の方、頚部ヘルニア等の首に問題がある方は行わないでください。
症状を増悪させる恐れがあります。
 紹介したエクササイズによる、いかなる事故・事象も、当方では責任は負いかねます。
以上同意の上、自己責任でエクササイズは行ってください。
大事なポイント!
" あせらない" "ゆっくり" "正確に"
"違和感や痛みがあった場合は中止する"

 姿勢矯正エクササイズは、エクササイズ1と2の二つのステップにわかれています。エクササイズ1のやり方を完全にマスータしたら、エクササイズ1は終了。エクササイズ2に移行します。

 最初のエクササイズ 1では、首と頭の位置を改善する為のエクササイズです。このエクササイズは、"意識の矯正"の要素が強いエクササイズです。"体の矯正"の要素はまだあまりありません。正確にエクササイズ1を行なう為には、"力をいれ過ぎない" "ゆっくり動きを感じる"事を特に大事にしてください。

 エクササイズ1は、レベル1、レベル2、レベル3の三段階があります。レベル1がうまくできるようになったら、次のレベル2へ、レベル2うまくでるようになったらレベル3へと、順をおって練習してください。前のレベルが完全にうまくできるようになるまでは、次のレベルにいってはいけません。エクササイズ1のレベル3が完璧にできるようになったら、次のエクササイズ2に移行しましょう。

レベル1

1.まず椅子に座ります。エクササイズは必ず座って行ないます。実は、この座り方が重要です。エクササイズには動作の練習要素が含まれているので、最初の形がいいかげんだと、この後の動きが全て不正確になります。この座り方はエクササイズ1と2共通ですから、しっかり覚えましょう。

 下の図1を見ましょう。一番左がエクササイズを始める前の正しい座り方です。お腹に軽い緊張状態をつくり肩の力はぬきます。姿勢の悪い人は、自然に頭が前に出てきますが、それでいいのです。アゴを平行にする為、目線は正面に据えます。腰は丸まらないように(図1-中央)。胸をはってもいけません。胸をはるのと背中をまるめるのは、結果同じです。(図1-右)。

エクササイズ1図1

図 1 エクササイズの準備 正しく座る

 エクササイズ中は基本的に目をつむってはいけません。エクササイズに入る前の型(姿勢)がいいかげんだと、この後全てうまくいきません。重要なステップだと考えてください。

2. 実際に首から肩を正しいポジションに戻す動きを行なっていきます。正しい位置に首と頭を戻す動きは、大きく二つに分ける事ができます。後頭部が上に引き上がる動きと、アゴが背中側に押し込まれる動きです。この二つの動きが同時におこると、斜めの状態から首は起き上がり、後方にひねり上がるように頭は動ます。図2(下図)をみてイメージをつかみましょう。エクササイズ頭の動き解説

 レベル1では、両手の介助を用いてこの動きを行います。どちらか一方の片手を後頭部に、もう一方の手をアゴにそえます(図3)。ここから手を介して頭を正しいポジションに移動させます。後頭部側の手は真上引き上げて、アゴ側の手は押し込むように、それぞれゆっくり力をいれます。肩と背中に力がはいらないように注意してください(図4)。

エクササイズ1レベル1解説

 うまくいけば、アゴは床に対して平行、目線は正面になっているはずです。合わせて、後頭部に伸びの感覚を感じとれるはず。うまくいっていない場合、目線が上になっいたいり、下になっていたりしていて、後頭部に伸びの感覚はありません。その場合は最初からやり直します。アゴ下は蛇腹状(二重あご)になっているかもしれません。首の背骨が硬いと、このような状態になりますが、とりあえずつらくなければ問題ありません。つらければ全体に力を弱めに。
 動きがうまくできて、図のような姿勢をとれていれば、ここからストレッチ。その姿勢を7秒間ほど保持します。これでエクササイズ1回終了。これを最初から5回繰り返します。まったく問題なくできたならば、
レベル2に進みましょう。すこし難しく感じたならば、今日はこれで終了。明日、叉同じように練習しましょう。

レベル 2

 レベル1がうまくできるようになったら今度はレベル2です。

1.ステップ1の1と同様、座って最初の姿勢(図1-左)をとります。

2.後頭部の手の補助をなくして、アゴだけ補助をしながら同様のエクサイズを行います(図4)。両手で、アゴを押さえます。後頭部を上に引き上げる力を自力でいれながら、手の補助を使ってアゴをおしこみます。できあがった姿勢はステップ1と同様(図5)。注意事項も同様。動きがうまくできて、目線が正面、後頭部に伸びを感じていれば、ここからストレッチ。

 その姿勢を7秒間ほど保持します。これでエクササイズ1回終了。これを最初から5回繰り返します。これもまったく問題なくできたならば、レベル3に進みましょう。すこし難しく感じたならば、今日はこれで終了。明日、叉レベル2から練習しましょう。

エクササイズ2レベル2

レベル 3

1.いままでと同様、座って最初の姿勢(図1-左)をとります。

2.今度は手の補助は一切つかいません。完全に自力で頭を動かします。両手は膝においたまま(図6)。後頭部を上に引き上げる力をいれながら、アゴを押し込む力をかけます。できあがった姿勢はステップ1・2と同様(図7)。

  注意事項も同様。動きがうまくできて、目線が正面、後頭部に伸びを感じていれば、ここからストレッチ。その姿勢を7秒間ほど保持します。これでエクササイズ1回終了。これを最初から5回繰り返します。

エクササイズ1レベル3

 ここまでがエクササイズ1です。それぞれのレベルで完全にうまくできるまで練習します。レベル3がうまくできるようになったら、これにてエクササイズ1は終了で、次のエクササイズ2に移行します。要領の良い方は、1日で終了しているかもしれませんが、2〜3日はエクササイズ1を練習して、完全に体に身に付けましよう。


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