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姿勢矯正エクササイズの優先順位

エクササイズイメージ2

矯正を成功させる為、エクササイズの数は1〜3つの方が良い

 エクササイズのみで姿勢矯正を行うのは、手軽というメリットはありますが、達成困難というデメリットもあります。
 矯正を成功させる為には、エクササイズを毎日正確に長期間(少なくとも3ヶ月以上)続けなくてはいけません。その為、行なうエクササイズの数は1〜3つ程度にしておく方が成功の確立が上がります。行なう数が多いと、正確性を維持するのが難しいだけでなく、生活の中での負担が大きい為、日常習慣化するのが難しいからです。
 そこでこの章では、行なうエクササイズの数を絞り込むにはどうしたらよいかを解説していきます。

エクササイズは目的別で2種類ある

 姿勢矯正エクササイズには多数の種類がありますが、目的別にわけると、大きく以下の二つののものに分けられます。

  • 体を柔らかくするエクササイズ
  • 体を鍛えるエクササイズ

 体を柔らかくするエクササイズとは、姿勢が崩れて硬くなった体を柔らかくするストレッチエクササイズの事です。例えば猫背なら、丸くなった背中を真っすぐに戻すエクササイスに相当します。
 もう一つの体を鍛えるエクササイズとは、姿勢が悪くなった事で弱くなってしまった体を鍛え直す筋力トレーニングの事です。猫背ならば、腹筋の筋力トレーニングに相当します。

目的を一つに絞ってエクササイズを行なう

 エクササイズの数を絞る簡単な方法は、どちらか一方の目的に絞ってエクササイズを行なう事です。
 仮に目的別のエクササイズが3つづつあるとしたら、二つ同時に行なえば6つになりますが、一つに絞れば3つで済みます。
 残されたもう一方の目的に合わせたエクササイズは、最初の目的をある程度達成した後に切り替えで行なうようにします。そうすればつねに行なうエクササイズ数を適度に保つ事ができます。
 では、最初に行なうべきエクササイズは、どちらの目的のものが良いでしょうか。
 それは断然、体を柔らかくするエクササイズです。
 矯正の初期〜中期の段階は、主に「体を柔らかくするエクササイズ」だけを行うようにします。
 そして、硬い体がやわらかくなったら、もう一方の「体を鍛えるエクササイズ」に切り替えて行なうようするのです。

先に行なうのは、体を柔らかくする目的のエクササイズが良い

 ここで、体を鍛える目的のエクササイズから先にやってはダメなのか、という疑問を持たれる方もいるかもしれません。
 しかし、先に行なうのは、必ず体を柔らかくするエクササイズにすべきです。
 体が硬い状態のまま、先に体を鍛えるエクササイズを行なってしまうと、"硬い姿勢"なってしまう事が多いからです。
 この"硬い姿勢"とは、力によって維持されている姿勢の事です。
 例えるなら、硬い弾力のないゴムをむりやり曲げ続けているような状態です。力をかけ続けていれば姿勢を維持できますが、力が弱まれば、元の悪い姿勢にすぐに戻ってしまいます。又、このような硬い姿勢は健康にも悪影響をおよぼします。「見た目は正しい姿勢なのに、体のあちこちが痛い。」という人がたまにいらっしゃいますが、そのような人はほとんどの場合この"硬い姿勢"にななってしまっている人です。
 このような状態にならないようにする為にも、矯正の初期段階は「体を柔らかくするエクササイズ」を中心に行なう事が重要です。
 体を先に柔らかくしてしまえば、その後に行なう体を鍛えるエクササイズの労力も最小で済みます。例えれば、柔らかいゴムを指先で軽く曲げているような状態ですから、姿勢を維持する力をあまり必要としません。当然、長期的に正しい姿勢を維持するのも容易となり、体から無駄な力も抜ける事で健康状態も良いものになります。まさに一石三鳥と言えるのです。

矯正するなら柔らかい正しい姿勢になろう

 正しい姿勢は、見た目が良いだけではなく、楽で快適な"柔らかい姿勢"であるべきだと私は思います。
 患者さんから言われてうれしい言葉の一つに「姿勢がよくなって、体から力が抜けました。」というのがあります。
 エクササイズだけで矯正された方にも、是非このように感じて欲しいと思います。


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